ちょっと足してみる、短編の話

久々に短編更新しました。といっても月一更新目安は崩してないのと、間に寄稿用の短編も書いたのでペース的にはいつもより頑張った感。

短編のネタは、一年前くらいにTwitterで放流したもの。探したら2022・10/22投稿分でした。あの時にネタの放流が向いてないと思って、以降はメモ帳に。この話も、元からは大幅に変更しました。マネキンが好きなので、ヴァレーさん似合うと思って。もちろん中の人間も好きなんだけど、ガワの概念だけでひとつ話作りたいなというのはずっとあって、大好きなマネキン概念でセクサロイドパロにしました。キャプションにも書いたけど、ハンス・ベルメールみたいに人形にエロ劣情込めまくった人がほんとに好き。私も富豪のおっさんになってヴァレーちゃんセクサロイドかラブドール侍らせていたずらしたい。でも手酷く扱ってたらそのうち反旗を翻されて殺されるかも。モブの死。

続き書くか分からないので、自分用も兼ねてメモ置いておく。あの後、お勤め頑張ってたヴァレーちゃんは、いよいよスクラップになる。使われ方があれなので、思ったよりも消耗が早かったみたい。会社的には別の体験用個体も準備したし、開発費的な元は充分取れたので別に壊れかけの個体を使う必要もない。捨ててこいって言われる。褪せ人貴族くん概念の(案内役)アンドロイドは、ヴァレーちゃんを豚箱スクラップ場に連れて行くけれど(目玉がいっぱいの可愛い豚ちゃんたちがお迎え)捨てられなくて、隣のダストシュートに一緒に飛び込む。そして着の身着のまま、逃亡生活へ。褪せ人くんは、たまに思い出される謎の記憶の中で、あの時無理矢理にでもこうしていたら何か変わったのかな?とか思ったり。あの時ってなんだ?ヴァレーちゃんは、そう言う目的ロボットなのでボロアパートに辿り着いても家事なんかは一切できない。他の子はできるらしいけど。役立たず。夜の役には立とうと頑張る。めっちゃえっちモードで奉仕してくるかと思ったら、急に記憶を飛ばして貴方誰?ってする。なんか可哀想。褪せ人くんドロイドに射精機構は無いけれど、ヴァレーちゃんが気持ちよさそうにすることならなんでもしてあげたい、割と幸せな生活。でも、二人の幸せな生活は長く続かない。隠して連れ回していたけど、ヴァレーちゃんが行きたいなって言った場所にある日出かける。町中の大きなディスプレイ広告で見た、展望台(家にテレビもないし)。星空が綺麗な場所。展望台に行った時に、他のセクサロイドのオーナーに見られます。富裕層のステータスなのに、どうしてお前みたいな身なりの人間がつれているんだ。お前が所有していいものじゃない。盗んだんだろう。盗人め、警察に連絡してやる。だとかなんとか。酒に酔って絡まれて、そんなことを言われてびっくり。二人はその場を逃げ出します。その頃、モーグウィン・インダストリーズでは、ひとりの従業員の失踪を調査。ヴァレーは捨てられて餌になったと思われてる。そんな中、警察から情報共有として連絡が入る。汚い身なりのものが、セクサロイドを連れていた。あれは盗品じゃないのかと。転じて、二人。身元がバレないよう、家を引き払って転々とする生活。聞こえるラジオ。捜査の手はもうそこまで迫っていた。社外に出してはいけないものを出している。知れれば二人とも間違いなく処分。会社は巨大権力企業で、警察だってほぼ子飼い。ならせめて、今度こそ二人で一緒になろうと、あの展望台へと再び向かうことに。星空を見て、手を取り合って。二人は崖からぽんと身投げしました。自由になりたい。あの星の一つになれたらいいなと願いながら。こんなにたくさんの星があるけど、互いが必要とするのはひとつだけだと。目を覚ましたら、そこは家。聞こえてくるのは、ハミングとご飯の匂い。しまった。今日は自分の当番だったのに。慌ててキッチンへと向かう褪せ人くん。ヴァレーが笑顔で出迎えてくれる。こちらを見てくすくすと笑う声。おはようの声。またひとつ眠りを越えて、もう帰ることはないあの場所からと。(これは身投げした二人の夢なのか、それとも、アンドロイド世界そのものが夢だったのか、身投げしたことで、また新しい世界が始まったのか、それは分からない。SF風なので、そんな感じの終わり方)タイトルの【量産型未来:デイドリーム】は未来時空の量産型ふたりが見た白昼夢世界、という雰囲気の意味でした。ヴァレー虐アンソロジーに寄稿したお話の【永劫回帰ロジスティクス】、あのタイトルも、永遠ループで異形の肥育器生産ラインになっちゃった、みたいな意味でした。これ系のタイトルの付け方はこの2つで終わり。あんまりやるとくどい。寄稿の方も利用OKになったら、これらは短編集に入れようかなって思ってます。いまのところ完全新規書きおろしはないけど、これから書きたいテーマのものが3つくらいはあって、ひとつは同じく一年前くらいにTwitterに投げた、現パロ美大の校医のヴァレー先生とか。あとは原作時空寄り(王朝関連・素性×関連)のがひとつずつ。今のペース、正直めっちゃ遅いのでいつできるんだろう。一か月1万ちょっとの小説つくるのが精一杯で、長編の方も滞ってるから全然読めない。

長編は、なんでこんなに詰まってるのか。毎回長編書くときに、今までと違う書き方でやってみようって思ってやってるんだけど、今回のは群像劇というか、ひとりひとりのエピソードをヴァレーさんに集結させて、狭間の地で何が起きるか、みたいにしようと思って。でも、過去(教会軸)の話を誰のパートで、どう出すかみたいなのがぜんぜんうまくはまらなくて、全部のパーツはとっくに(多分半年前には)揃ってるのに、整合性が取れなくて進められていません。ふんわり置く場所は決まったけど、なんかまだ地味に置く場所悩んでる。あと、純粋にえっちな話読みたいのに、なんかプロットが邪魔してえっちにならない。もしくは、えっちが邪魔で話が流れない。うお~~~本末転倒~~~~~っっっ!!!!!!!自分からがんがん男に跨って腰振っちゃうヴァレーさんみたいのにぃ!でも最近ピュアヴァレーちゃんのモブレばっかり書いてる。えっちなおじさんがみたい。カルトな枕営業ヴァレーちゃんとかみたい。こないだサイレントヒル3のヴィンセント概念ヴァレーパロ、呟いては勝手にすごく萌えたので、(ヴィンセントは教団の資金提供役で容姿も割と似たタイプ)資金集めでパトロンのおっさんに身体開いて、本人もわりとノリノリであればヨシ!みたいな。読みたい!今すぐ読みたい!!設定とかお話の構成考えるの!めんどくさい!えっちなヴァレーちゃん!が!みたい!(深夜で頭がおかしい)短編でサクッと作ってもいいかもだけど、現パロカルトなヴァレーさんは結構舞台設定しっかりさせたらそれだけで長く遊べるんじゃないかな……って思ってしまうのでもったいなくてなかなか使えないでいる(遊ぶな)

こういうの萌え語りって言うのかな……。最近浮上自体少なくて話題の提供にもなれないからいたたまれなくなってたり。本は来年のオンリーに持って行きたい。展示の新規でもご訪問あって、やっててよかったと思ったので嬉しかったです。モチベ維持で完成品投げていって、新刊で参加するのを目標にいきたいな。いけたらいいな。

2023年11月29日