設定など諸々の書き置き。
記念すべき初長編。形になるか不安でしたが、なんとか終わってよかった!
今見ると文章がポンポン飛んで単調な感じはあるけど、全体の雰囲気は明るめで楽しくかけた気がします。今見たら信じられないペースでアップしてたそれちょっと分けて。
中世~近世西洋風世界が好きなのと、ヴァレーさんなら似合うだろうと思ってパロ舞台に設定してみました。
モブ姦フェチなので名無し相手違いCPをたくさん作りたいという邪心が大前提にあったのですが、SSで毎回相手違いを生むには設定などを考えるのが大変で。じゃあ長編に入れちゃえと、お屋敷のマドンナヴァレーさんを据えてご都合総受け舞台を作りました。やった。
暗い話が好きなので当初の予定では全員死亡、ヴァレーさん失踪エンドだったけど、なぜか進めたらハッピーエンドになった。それはそれでよかった。(エンドの雰囲気は2作目に繰り越し)
書き方も試行錯誤でよく分からず、後で回収すればいいやで好き要素をぶんぶん放り投げたので未回収の要素や設定がとっ散らかった。
お屋敷ヴァレーさんのお仕事風景とかも入れてみたかったなとか、若干の心残り。
もう一つ、設定で16~19世紀くらいを生きてきたイメージにしていたので、異端審問を受けたり魔女裁判に巻き込まれてはらはら展開なんかも考えたけど、話が脱線しまくるので収めきれなかった。(この辺は設定替えをして暗部密使君との長編に一部活かしてみたり)
あとは、お屋敷で起きる怪異の謎を血の指メンバー全員と探り当てるみたいなギャグ系小話だとか、町に繰り出すヴァレーさん一行だとか、かなり色んな妄想で遊べた長編でした。
本当はこうした小話を加筆して、再録本として出してみたい欲があるけど、全体の単調な文体を直したいなとか、未回収の謎要素なくしたいなとか、一部キャラ設定をガラッと修正したいなとか。
全体的に変わってしまいそうなのと、それだけの気力は無いので今のところ据え置き。
色々気になる点は多いけど、とても思い入れのある長編です。
この世界のヴァレーさんは現代血の指メンバーズと末長く仲良く生きていきました。めでたしめでたし!