Caution:
こちらは海外小説「蝶のいた庭」が好きすぎて設定をオマージュしたクロスSSです。
元小説は『自らの理想郷を作るために少女たちを蝶に擬え監禁・標本にして楽しむ猟奇的な主人と、監禁された少女たち』の話。ここから『モーグが猟奇的な主人として白面(青年たち)を攫い、薔薇の花として鑑賞するための理想郷を作ったら?』というイメージで書きました。元小説からオマージュしたのは先の設定部分と『適齢期を過ぎた少女は主人に見向きもされない』という部分です。これをヴァレーさんとモーグ様(薔薇の君主)との関係に用いました。ストーリーそのものは元小説とは一切関係ありません。背景や設定パロとしてお楽しみいただければ幸いです。